ホーム  > やさしいエネルギー講座

第132回 ~ガソリンのオクタン価って何? ~の巻(2019年10月9日)

うさりん、ガソリンスタンドの店頭に、レギュラー、ハイオクって書いてあるけど、あれって何かわかる?

それは、あれだよ。レギュラーガソリンとハイオクガソリンってことだよ。

それはそうなんだけどさ。じゃあ、ハイオクって何?

ハイオク、廃屋じゃないよね。

そんな字面じゃないとわからないようなボケはかまさないでいいよ。

はい、高オクタン価ガソリン、もしくはハイオクタンガソリンの略称だね。プレミアムガソリンと呼ばれることもあるとか。

そのとおり。レギュラーとハイオクはオクタン価の違いを表しているよね。数値が高いほどノッキングが起こりにくいんだ。高性能エンジンは圧縮比が高くて、ターボエンジンも圧力を高めた空気を注入する。高い圧縮比により熱が出てガソリンが勝手なタイミングで燃えたら、ノッキングなど音や振動が出てエンジンに悪い影響が出るから、自動車によってはハイオクガソリンの使用が求められているんだね。

ガソリンの品質を表すのに、日本だけでなく、世界で広く用いられているのがリサーチ・オクタン価(RON)なんでしょ。日本では現在、JIS規格でハイオクがRON96以上、レギュラーがRON89以上と規定されている。

ドイツではRON91とRON95の二種類のレギュラーと、RON98のハイオクを合わせた3種類が販売されているらしいね。でも、実際にはRON91の流通量は極めて少なくて、自動車メーカーもRON95を想定しているって。

なんかドイツ車って高級品っていうイメージ。ハイオクのほうが価格もオクタン価も高いということは、ハイオクのほうがガソリンとしての性能がいいってことかな?

必ずしもそうじゃないらしいよ。レギュラー車にハイオクを入れても壊れたりすることはないみたい。メーカーによっては高性能の清浄剤を配合しているため、エンジンをきれいにする効果がある。だけど、エンジンを使用前の状態に回復させることも期待できるといっても、もともとの性能を上回ることはないみたいね。基本的にはレギュラー車にはレギュラーガソリンを入れるほうがいいんじゃないかな。

じゃあハイオク車にレギュラーは? やっぱり、すぐに壊れたりすることはないみたいね。ただ、ハイオクガソリンを使用した時より燃費もパワーもダウンするし、もしノッキングによる音や振動が頻発すればエンジンを傷める危険性もあるらしいわ。

そっか。当たり前のようだけど、それぞれに適したガソリンを入れるのが一番ということなんだね。

【お知らせ】
このコーナーに対するご意見、ご質問は、下記まで
電話  03-3552-2411
メール info@rim-intelligence.co.jp

(文:北村 )
クイズに挑戦してみよう!
今回の
「やさしいエネルギー講座」から出題!

正解と思ったボタンを押してみよう。

エネルギーの知識をさらに深めたい人は、一般社団法人日本エネルギープランナー協会の検定に挑戦してみよう!

https://www.energy-planner.jp

(リム情報開発は、一般社団法人日本エネルギープランナー協会を応援しています)