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リム=日銀記者クラブでRECX-22について記者説明 5月9日

 リム情報開発は9日午後、日本銀行内の日銀記者クラブで「リム・エネルギー総合指数22種」(RECX-22)について記者説明を行った。記者からは、エネルギー価格と景気動向の関連性などについて質問が出た。それに対し、弊社社長の盛尚子が回答した。リム情報開発が、日銀記者クラブで記者説明したのは今回が初めて。同クラブで配布したリリースは以下の通り。

 リム・エネルギー総合指数22種の公表から半年、経済指標との関連性について

 リム情報開発株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:盛尚子)が独自に開発したリム・エネルギー総合指数22種(RECX-22)を昨年10月に公表を開始して以来、約半年が経過しました。これまでの推移でみると、日本銀行が発表する国内企業物価指数や内閣府が公表する景気動向指数とも相関関係が高いことが判明しました。

 リム情報開発はこれまで30年間、原油、石油製品を中心にきめ細やかな取材を通して得た情報をもとに日々の取引価格の評価(アセスメント)を行ってきました。2001年に液化石油ガス(LPG)、2007年に石油化学、週刊ベースで液化天然ガス(LNG)レポートを発刊し、そして2010年にLNGを日刊に変更したことで、日本国内におけるエネルギー取引の価格が出揃ったとみて、これまでに蓄積したデータベースをもとに指数化したものが「RECX-22」です。そして今、アジア初のエネルギー・インデックスとして注目されつつあります。エネルギー価格は景気動向に大きな影響を与えるもので、今後、産業界の方々を中心にこの指数を活用していただけると考えています。また、指標性がより確立されれば、将来的に証券・商品取引所への上場の可能性もあるとの意見もいただいています。

◆リム・エネルギー総合指数(RECX-22)とは

  リム・エネルギー総合指数22種(RECX-22)は「石油製品やLPGなどの国内企業間取引価格」、「石油製品、ベンゼン、LPG、LNG等の日本着の輸入価格」、「ベンゼン、石油製品などの日本積み輸出価格」から構成・算出されます。

【構成商品】

「国内取引価格(各銘柄の2010年の年間平均価格を100とする)」

・京浜および西日本地区における海上バージで取引される石油製品(ガソリン・灯油・軽油・A重油・LSA重油・LSC重油・HSC重油)

・京浜および西日本地区における海上バージで取引されるプロパン・ブタン

「輸入試算価格(各銘柄の2010年の年間平均価格を100とする)」

・MRカーゴの石油製品CFRJAPAN(ナフサ・ジェット燃料・軽油・重油・低硫黄重油)

ベンゼンCFRJAPANINDEX、冷凍カーゴのプロパンとブタンCFRJAPAN(期近2期間の平均)、RIMLNGINDEXを日本円換算

「輸出試算価格(各銘柄の2010年の年間平均価格を100とする)」

ベンゼンFOBINDEXの東西日本平均を日本円換算

・MRカーゴの石油製品FOBJAPAN(ジェット燃料、軽油、重油)

【算出方法】

各銘柄2010年の年間平均価格を100として、基準年からの変化率の幾何平均を求めます。

◆グラフ1 国内企業物価指数との比較

◆グラフ2 景気動向指数との比較

本件に関するお問い合わせ先:

RECX-22指数  担当  本間・阿部

電話 03-3552-2411 FAX 03-3552-2415

E-mail: info@rim-intelligence.co.jp

URL:https://www.rim-intelligence.co.jp