国内石油製品=4月1~5日:陸上ガソリン、新年度入りで様子見に
陸上ガソリンは新年度に入り、卸業者の多くが様子見、ないしは手堅い相場展開に終始している。複数製油所の定修や装置トラブル、販売枠の見直しなどもあり、目立った拡販玉は浮上せず。週間で千葉は前週並みの135.6円に対し、阪神は同0.2円高の135.35円。原油高や円安もあり、輸入ガソリンも市場を席巻するほどの競争力はないようだ。
ENEOS根岸製油所は装置トラブルで3月31日にトッパーの稼働を止めている。京浜地区では、ENEOS川崎製油所で2基あるトッパーの1基が定修のため稼働を止めており、今月下旬には残り1基も稼働を止める予定。また、装置不調で出光興産の京浜製油所トッパーも稼働を止めたままだ。水面下ではENEOSや出光興産がガソリンの市中買いに動いており、タンクを有する商社なども市中買いに積極的。GWに向けて行楽需要がどこまで回復するか、天候や各交通機関の動向を注視したい。
ENEOS根岸製油所は装置トラブルで3月31日にトッパーの稼働を止めている。京浜地区では、ENEOS川崎製油所で2基あるトッパーの1基が定修のため稼働を止めており、今月下旬には残り1基も稼働を止める予定。また、装置不調で出光興産の京浜製油所トッパーも稼働を止めたままだ。水面下ではENEOSや出光興産がガソリンの市中買いに動いており、タンクを有する商社なども市中買いに積極的。GWに向けて行楽需要がどこまで回復するか、天候や各交通機関の動向を注視したい。
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