LPG=7月19~21日: 相場は原油安を受けて急落
CFR極東:
極東着相場は原油安を受けて急落した。8月後半着プロパン2万3,000トンの商談水準は8月極東着市況対比1~2ドルのプレミアムで伝えられた。売り手や価格など詳細は不明ながら、日本の元売り1社が、9月前半着プロパン単体を購入したもよう。Rim Asia Indexは20日時点で、プロパンが656.38ドルと7月16日比28.00ドル安、ブタンが661.38ドルと同28.00ドル安。
FOB中東:
8月CP予想はプロパン、ブタンともに630ドル前後に下方修正された。クウェート産ガス1社が8月末積みプロパン/ブタン各2万2,000トンもしくはプロパン3万3,000トン/ブタン1万1,000トンを販売可能な様子。また、カーゴの荷姿や価格など詳細は不明ながら、日本の元売り1社が、8月10日ヤンブー積み1カーゴを転売したと伝えられた。
日本国内:
先週の陸上相場は、売買とも積極的なプレーヤーが少なく、相場は変わらず。京浜、阪神ともにプロパンの売り手は73,000円台後半で唱えていたものの、気温上昇で実需は振るわず、買い手の反応は鈍かった。中京では、ディーラー1社が7月渡しの買付け入札を実施したものの、応札価格が事前の予想を上回ったことから調達を見送った。霞出しの売唱えは、プロパンが73,000円台前半、ブタンが71,000円台半ばで聞かれる。
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