トラフィギュラ=「CO2除去クレジット」を購入へ、米企業と契約締結
国際的なエネルギー商社であるトラフィギュラはこのほど、二酸化炭素(CO2)回収・利用・貯蔵(CCUS)を手掛ける米ワンポイントファイブ(1PointFive)から「CO2除去(CDR)クレジット」を購入する契約を結んだ。トラフィギュラが購入するクレジットの由来は、ワンポイントが米テキサス州で建設中の「直接空気回収(DAC)」施設で空気中から直接除去する予定のCO2。トラフィギュラは2030年までに少なくとも5万トンのCDRクレジットを購入するという。16日のトラフィギュラの発表によると、ワンポイントが建設しているDAC施設は、CO2の年間回収量が最大50万トン。同種の設備としては世界最大級の規模で、CO2を地下深部の塩水帯水層に貯留する。
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