住友林業=奈良のバイオマス事業に参画、発電量の75%を非FIT供給
住友林業は29日、TJグループホールディングスが奈良県生駒市で進めるバイオマス発電事業「いこまプロジェクト」に出資参画すると発表した。同事業は一般木材、未利用材由来の木質チップを燃料とする出力9,980kWの発電所建設と2025年4月の運転開始をめざす。チップ使用量は年間約10万トン。発電所運営はTJグループ傘下のBPSいこまが手掛ける。つくった電気の75%は再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)を利用せず、非FIT電力として自治体、民間企業に供給する。
いこまプロジェクトには住友林業のほかNTTアノードエナジー、長谷工コーポレーション、東京センチュリー、フォレストエナジー、モリショウも新たに参画を決めている。
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