BP=クリーン・プラネット・エナジーと循環型プラスチック支援で合意
BPは9日、リサイクルが困難な廃プラスチックをプラスチック生産に使用できる石油化学原料であるナフサと超低硫黄ディーゼル(ULSD)に変換する施設を開発している英クリーン・プラネット・エナジー社と10年間の買収契約を締結したと発表した。クリーン・プラネット・エナジーは、従来のリサイクルセンターによって通常拒否され、そうでなければ埋め立てや焼却施設に送られるプラスチックを処理することが期待されるecoPlantと呼ばれる施設を設計および建設する。
BPは本契約下で初めに、イングランド北東部のティーズサイドに現在建設中のクリーン・プラネット・エナジー初の施設から生産分を受け取る予定だ。ティーズサイドの施設は、年間2万トンの廃プラスチックをナフサとULSDに処理する能力を持つように設計されている。ナフサは循環型プラスチックバリューチェーンの原料として利用することができ、製品や材料をより長く使用し続けるというBPの目的と一致しているという。クリーン・プラネット・エナジーは、ティーズサイド以外の工場から将来的に製品を引き取ることで、関係を拡大する機会をBPに提供するとしている。
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