日揮H・TOYO=燃料アンモニアのプラント事業で業務提携
日揮ホールディングスと東洋エンジニアリング(TOYO)は4月27日、燃料アンモニアの製造プラントと受入基地の建設で提携契約を締結したと発表した。26日付けで締結した同契約では、両社の提携は燃料アンモニアのプラントと受入基地に関する事業化調査(FS)と基本設計(FEED)といった構想段階からEPC(設計、資材調達、建設の一括請負)プロジェクトの受注・実行の段階までを含む。脱炭素燃料として期待の高まる燃料アンモニアについて日本政府は導入目標として2030年に年間300万トン、2050年に年間3,000万トンをそれぞれ掲げている。両社は、日揮グループが持つ中東や豪州などの燃料アンモニアプラント建設候補地でのプラント建設の実績と、TOYOグループのアンモニア製造プラントに関する実績と技術的な蓄積を統合し、一体的に取り組むことでより高い提案力や競争力の発揮を狙うという。
|
東京 : 電力チーム 戸塚 03-3552-2411Copyright © RIM Intelligence Co. ALL RIGHTS RESERVED.