ENI=子会社Versalisが山東エコケミカルに技術ライセンス
イタリア炭化水素公社(ENI)の化学会社であるVersalisは、中国の山東エコケミカルに独自の質量技術を継続的にライセンスすることに合意したと8日に発表した。このライセンスには、中国山東省東営市に建設される210KTPY ABSユニットが付与される。
これはスチレン系ポリマー製造のための最先端技術であり、中国で初めてライセンス供与される予定で、排出量とエネルギー消費の大幅な削減によって低炭素の足跡が達成されるという。アプリケーションには、自動車産業、家電製品、電子機器、医療機器、家具が含まれている。
このライセンス契約は、スチレン事業におけるVersalisの優位性を強化し、石油化学分野での力強い拡大を遂げて環境負荷の少ない、より持続可能な技術の選択にますます焦点を当てているアジア市場での地位を強化するとしている。
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