森林総研ら=小規模バイオマスの採算性評価ツールを開発
森林研究・整備機構森林総合研究所は7日、小規模な木質バイオマスエネルギー利用の採算性を評価できる「小型ガス化熱電併給事業採算性評価ツール」、「熱供給バイオマスボイラー経済性評価ツール」を北海道立総合研究機構森林研究本部林産試験場と共同開発したと発表した。ツール内で設備の出力、効率、導入台数や使用する燃料の単価、含水率などの条件を入力すると、事業の採算性が導き出せる。森林総研、道総研林産試はこれまでバイオマスエネルギーの採算性評価ツールを開発、無償配布してきたが、既存ツールは小規模案件に対応していなかった。今回開発した両ツールを使うことで小規模案件の事業化判断などがしやすくなる。ツールは規定のアンケートに回答することで利用できるようになる。
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