INPEX=インドネシア共和国ムアララボ地熱発電事業へ参入
INPEXは、子会社のINPEX地熱開発を通じ、インドネシア共和国におけるムアララボ地熱発電事業に参画したことを16日発表した。本事業は、同国西スマトラ州南ソロク県に位置するムアララボ地熱鉱区において、仏エンジー、住友商事及びインドネシアの民間地熱発電事業デベロッパーPT. Supreme Energyが共同実施しているもの。同社は、INPEX地熱開発を通じ、PT Supreme Energyの子会社であって本事業の権益30%を保有するPT Supreme Energy Sumateraの33.333%の株式を取得し本事業に参入するという。本事業で操業するムアララボ地熱発電所は現在、定格出力約85MW(メガワット)で商業運転中であり、同国スマトラ島の約42万世帯の年間使用電力量に相当する電力を賄っている。本事業は、2019年12月の商業運転開始から30年間にわたって、インドネシア国営電力会社(PT PLN=Persero)に地熱電力を販売する計画となっている。
東京 : 海外製品チーム 横井 03-3552-2411Copyright © RIM Intelligence Co. ALL RIGHTS RESERVED.