東北電=子会社が佐渡島で太陽光・蓄電池サービス開始
東北電力は6日、グループ企業の東北電力ソーラーeチャージ(仙台市)が, 新潟県の佐渡島(佐渡市)の住宅会社5社と共同で、太陽光・蓄電池サービスを開始したと発表した。対象は同島内の新築戸建て住宅。同サービス(「あおぞらチャージサービス」)は第3者所有モデル(*1)の事業。利用者は初期費用の負担が不要で、毎月定額のサービス料を支払えば太陽光発電・蓄電システムを使用できる。ソーラーeチャージの記者発表によると、同サービスの新潟県内での販売は佐渡島が初めて。サービスを利用した佐渡島の住宅への太陽光発電・蓄電システムの導入は、「新潟県自然エネルギーの島構想」(*2)の先導的プロジェクトとして位置付けられているという。サービス販売のためソーラーeチャージと業務提携を締結した地元の5社は、遠藤建設、加藤建設、佐渡ルーフ、萩田換地、吉井木材工業。 *1:太陽光発電の施工者が、投資家から資金を集めて屋根に設備を設置し、住宅の居住者と電力購入契約(Power Purchase Agreement:PPA)を結んで発電電力を供給する仕組み。 *2: 佐渡島、粟島で再生可能エネルギーを導入拡大することにより、地域経済の活性化や防災力の向上、自然環境維持を図り、持続可能な循環型社会の実現を目指す計画
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