タカフジ、九電みらいエナジー、大分瓦斯、三菱HCキャピタルは26日、大分県大分市の「大分バイオマス発電所」(出力2万2,000kW)が25日付で完成し、営業運転を始めたと発表した。4社で共同設立した大分バイオマスエナジーが運営する。使用する燃料はインドネシア、マレーシア産のパーム椰子殻(PKS)と、国産の木質チップだ。
燃料の持続可能性の担保に向けた取組みも進める。PKSは担保に関する第三者認証を受けたパーム油工場が供給するものを使用し、そのサプライチェーン情報も確認する。チップ原料には原木のほかバーク(樹皮)、枝葉も活用し、森林整備や林業活性化への貢献を図る。