川重=水素30%混焼の大型ガスエンジン実証設備に着手
川崎重工は15日、発電出力8MW級の大型ガスエンジン発電設備で、水素30%混焼フルスケール実証設備の建設工事に着手したと発表した。これは国内初で、同社の神戸工場で稼働している都市ガス燃料の発電出力7.5MWのガスエンジン発電設備(エンジン型式:KG-18-T)を水素混焼対応仕様へ改造するもの。主に水素供給システムの追設とエンジン燃焼室の改造を行う。設備は5月に竣工し、10月から水素混焼ガスエンジン発電設備としての運用を開始する予定だ。
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