東京ガス=晴海地区へ水素パイプラインによる供給を開始
東京ガスは29日から、晴海エコエネルギーと晴海地区(東京都中央区)全街区へ水素供給事業を開始する。水素パイプラインによる住宅・商業施設向け水素供給は、国内初の取り組みになる。この事業は、2018年2月に東京都と締結した基本協定に基づき、東京ガス、ENEOSなど民間企業6社で整備を進めてきた「選手村地区エネルギー事業」のうち、街区向け水素供給に関するもの。水素パイプラインの延長は約1キロメートルで、1時間あたり約150㎥の水素が流通する。 事業の特色としては 1)CO2フリー水素普及を見据えた、低炭素社会の先駆けとなる取り組み 2)水素パイプラインによる住宅・商業施設向けの水素供給は、国内初の取り組み 3)ガス事業法を適用した水素供給を行うのは国内初の取り組み 4)都市ガス事業の経験とノウハウを生かした水素パイプラインの敷設と損傷防止策を実施
晴海エコエネルギーは東京ガスの100%子会社で、主な事業は東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会後の選手村地区における水素パイプラインと純水素型燃料電池の整備、街区への水素供給。 晴海地区では、28日にENEOSが「東京晴海水素ステーション」をオープンさせている。 【会社HPより】
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