Jパワー=不具合停止中の橘湾1号機、再開は25年2月末ごろに
電源開発(Jパワー)は14日、2月15日からボイラー関連設備の不具合で停止している橘湾石炭火力1号機(定格出力105万kW)について、概要および今後の見通しについて発表した。 同社によると、橘湾1号機は運転中に高温再熱蒸気管から蒸気漏れ(チューブリーク)を確認したことから、2月15日に運転を停止したという。点検の結果、高温再熱蒸気管の一部に亀裂を確認。亀裂が発生した原因については、現在も調査中としている。同機の復旧に向けて、亀裂が確認された配管を取り替える必要があるが、運転再開は2025年2月末頃としており、大幅な時間を要するようだ。 橘湾1号機はこのところ不具合停止が相次いでいた。同機は1月24日9時21分に設備の不具合で停止。その後、2月8日に再開したが、再び15日にボイラー関連設備の不具合により停止した。
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