EEX=2月の電力約定量が過去最多を更新、23年対比の進捗率は67%
欧州エネルギー取引所(EEX)が運営する日本の電力先物市場は、シーズン物や四半期物を中心に旺盛なヘッジ需要を集め、加速度的に取引が急拡大している。リム集計によると、24年2月の約定量は6,680GWh強に膨らみ、月間の最多記録を3カ月連続で更新した。24年1月の約定量は5,590GWhで、2月は例月より営業日が少ないにもかかわらず、1月対比で20%近い伸びを示した。また、1月と2月を合わせた約定量は12,270GWhに達し、2023年通年の約定量である1万8,299GWhに対する進捗率は早くも67%に達した。
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