岩谷コスモ=都内のFCバス向け水素S整備・運営事業者に選定
岩谷コスモ水素ステーションは13日、東京都交通局から有明自動車営業所内での燃料電池バス向け水素ステーション整備・運営の実施事業者に選定されたと発表した。 また、東京都産業労働局から江東区新砂の都有地でFCバス・FCトラック向け水素STの整備・運営事業者に同じく選定された。有明自動車営業所に整備する水素STは、バス営業所内の水素ST整備・運営で国内初。 新砂に整備する水素STは、現在建設中の岩谷コスモ水素ステーション平和島と同様、FC大型トラックに短時間で大量の水素が充填可能な水素STを計画している。 都内ではFC大型トラックの走行実証が開始されているが、短時間に大量の水素が充填可能な水素STが少ないため、整備が要望されていた。開所時期は、有明営業所が2025年4月、江東区新砂のステーションは2025年以降を予定している。 岩谷コスモ水素ステーション合同会社は、コスモ石油マーケティングと岩谷産業の出資会社で、2023年2月に設立された。岩谷産業は今月1日、コスモエネルギーHD株1,740万525株を取得し、既存株と合わせ約20%を保有する筆頭株主に移行している。 |
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