ENEOSHD=Jパワーと国内CCSの事業化調査を共同で実施
ENEOSホールディングスは10日、Jパワーと国内CCSの事業化調査に共同で取り組むと発表した。具体的には両社のCO2排出源が立地し、CO2貯留ポテンシャルが見込まれる西日本を調査対象とする。貯留候補エリアの検討から圧入・貯留開始まで、調査、設計、建設工事に10年近い期間が必要となるため、早期に着手することで2030年からのCO2削減への貢献を目指す。 同時にバイオマスからのCO2ネガティブ水素製造の一環実証に向けた調査も開始する。ガス化技術によりバイオマスをH2とCO2に分解して、そのCO2を分離回収することでCO2フリー水素を製造する。分離回収したCO2は、既存の油・ガス田を活用して地下に圧入。貯留して、ネガティブミッションを実現する。
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