燃料油補助金=28日から支給上限35円、原油算出方法は現行維持
経済産業省は26日、石油元売りなどに配る燃料油補助金の支給上限を現行のリットルあたり25円から35円に引き上げると発表した。28日分から適用する。35円を超過した分についても半額を支給する。超過分については上限を定めない。
基準価格となる全国平均レギュラーガソリン(RG)小売価格を現行の172円から168円に引き下げ、価格抑制効果を高める。ドバイ原油週間平均コストの算出方法は現行を維持する。
補助事業は9月末まで延長する。一方、事業終了時に価格が急激に上昇するとの懸念に対応し、基準価格については一定期間経過後に見直す。
対象油種に航空機燃料も加える。補助金支給額はガソリンなどの支給額に一定割合を掛け合わせて決定する。
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