環境省=2020年度の温室効果ガス排出量の確定値を公表、前年度比5.1%減
環境省は14日、2020年度の温室効果ガス総排出量が確報値で11億5,000万トンと、前年度(12億1,200万トン)から5.1%減だったと公表した。新型コロナウイルス感染症の感染拡大に起因して製造業の生産量の減少、旅客や貨物輸送量の減少等に伴いエネルギー消費量が減少したことが主な理由に挙げられている。
また、2020年度の森林等の吸収源対策による吸収量は、4,450万トンで、内訳は森林吸収源対策により4,050万トン、農地土壌炭素吸収源対策により270万トン、都市緑化等の推進により130万トンだった。
総排出量から森林等の吸収源対策による吸収量を引くと、11億600万トンで、前年度から6,000万トンの減少。2013年度総排出量比では21.5%(3億360万トン)の減少だった。
【環境省HPより】
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