東名阪ガソリン小売市況=東京3週連続、大阪4週連続で値下がり
資源エネルギー庁が13日発表した全国小売価格によると、11日現在の東名阪地区レギュラーガソリンは、東京都が前週比0.2円安の174.3円と3週連続、大阪も同0.4円安の174.5円と4週連続で値下がりした。愛知県は同0.6円安の170.1円だった。
元売り3社が第2週の仕切り価格を小幅に引き下げたほか、自粛ムードの回復遅れから「消費者の戻りがいまひとつ」(中京地区の小売業者)などの声も寄せられた。販売量の確保から小売業者間で店頭価格の見直しも拡がりつつあるようだ。資源エネ庁の試算では補助金がなかった場合、192円前後で推移していた可能性があったという。
地区別では、首都圏の神奈川県が前週比0.5円高の171.5円、埼玉県が同0.5円安の170.5円、千葉県が同0.4円安の171.9円。中京地区は岐阜県が同0.3円安の174.4円、三重県が同0.6円安の172.8円、静岡県が同0.3円安の172.5円。関西地区は京都府が同0.4円安の176.8円、兵庫県が同0.1円安の171.8円。
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