川崎重工業は1日、同社が建造した液化水素運搬船「すいそ ふろんてぃあ」がステンレス協会賞で優秀賞を受賞したと発表した。ステンレス協会賞は、ステンレスの新規用途開発を促進するため、目的に貢献した製品に与えられる。
同船は、海外から日本に水素を運んでくる技術の確立を目的に開発された。輸送効率を上げるため気体の水素をマイナス253℃に冷却して体積を1/800にした液化水素を積載できるステンレス鋼を使い、高い断熱性を持つ真空断熱二重殻構造の液化水素用タンクが搭載されている。2月25日に豪州の褐炭由来の液化水素を積載して神戸に帰港している。
【会社HPより】
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