三井化学=尿素増産4月以降も継続、ウクライナ危機で輸入減に備え
三井化学はアドブルーなどの原料になる尿素の増産を4月以降も継続するようだ。リム情報開発が22日に発行した週刊『クリーンエネルギー』で報じた。ウクライナ侵攻で経済制裁を受けるロシアの輸出が減り、間接的に日本の輸入減少につながるとの懸念に対応する。同社は中国の輸出規制の影響を緩和するため、今年1月から尿素製造装置の稼働率を引き上げ増産してきた。期限を3月としていたが、これを6月まで延ばすようだ。
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