日本郵船=アンモニア燃料に転換可能なコンセプト船を完了
日本郵船は、グループ会社のMTIとフィンランドのElomatic Oyと共同で、アンモニア燃料への転換を前提にしたLNG燃料船のコンセプト設計を終えたと発表した。 このプロジェクトは、将来、アンモニアが次世代の船舶燃料となることを想定し、LNG燃料船を効率的にアンモニア燃料船へ改造・転換する事が可能なコンセプト設計の検討を昨年9月に開始。2022年2月末までの期間をPhase1として、LNG燃料を主燃料とする自動車専用船、ポストパナマックスバルカーについてアンモニアReady LNG燃料船のコンセプト設計を行った。主に以下項目について研究し、今後の技術確立が必要な課題を抽出した。 ・積載するタンクの材質 ・LNGよりも体積が大きいアンモニアに対する、追加タンクの配置の検討 ・タンクが追加されることによる船体構造強度及び復元性 ・アンモニアを主機関及び船内で供給する装置 ・アンモニア燃料を安全に使用するための船級規則などルール面の整備状況の確認等燃料船の建造を目指すもの。
【会社HPより】
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