審議会=第4回のメタネーション推進官民協議会を開催
経済産業省で24日、第4回目の「メタネーション推進官民協議会」が開催される。今回の議題は、ガス業界の取組と直近動向、今後の方向性を挙げている。
この審議会は、山内弘隆一橋大学名誉教授を座長に迎え、昨年6月に立ち上げられた。ガスや商社、重工プラントメーカー上席者、学識経験者が委員として参加し、2050年に向けて技術や経済面、さらに制度課題の問題点と解決方法を官民で共有する。2回目の会合は9月、3回目は10月に開催され、意見交換が進められた。
メタネーションとは、CO2と水素を利用してメタンを生成する技術で、既存のエネルギー供給インフラの活用が可能。CO2フリー水素と発電所等から排出されるCO2を原料に合成されたメタンは、利用時と合成時のCO2量が相殺されるなど、脱炭素社会に向けて有効なエネルギーとして注目されている。
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