日星産業=12月アドブルー全荷姿受注終了、出荷可能枠を超過
日星産業がこのほどアドブルー全荷姿の12月納入分の受注を終了したと、販売店に通知した。中国からの輸入尿素の減少で、アドブルー需給が逼迫。需要家からの注文が殺到し、12月の出荷可能枠を超過した。
アドブルーを巡っては、三井物産プラスチックが12月上旬にアドブルーの受注を停止した。伊藤忠エネクス、日本液炭、新日本化成などもドラムやバックインボックス(BIB)といった荷姿の受注停止、納期の先送りをしているほか、ローリーでの配送に数量制限を設けている。
日星産業の受注停止で、アドブルーの供給不安がいっそう高まった。12月末にかけて受注停止の動きが広がる可能性がある。
※『CROSSVIEW軽油』第90号(21年12月6日発行)でアドブルー関連記事「~三井化学が尿素増産も中国輸入減補えず、経産省「状況注視」~」を掲載しています。
東京 : 国内製品チーム 須藤 03-3552-2411Copyright © RIM Intelligence Co. ALL RIGHTS RESERVED.