11月第3週のSS軽油市況=東京と愛知で下げ拡大、全国平均148.6円
資源エネルギー庁が17日に発表したSS軽油小売価格によると、11月第3週の15日現在、全国平均価格は前週比0.2円下げの消費税込み148.6円と、11週ぶりの下げに転じた。原油高がやや落ち着いたことで、ENEOSや出光興産、コスモ石油マーケティングは第3週分の系列向け仕切り価格を引き下げたほか、第4週分も据え置くなど、9月末からの値上げ機運は一服している。小売業者間では店頭価格高に対する減販もあり、販価を見直す動きが広がった。 都道府県別では、千葉県と鹿児島県で値上げ幅が大きく、前週比0.7~0.8円高。下げ幅が大きいのは東京都や愛知県で、いずれも軽油の大消費地だった。軽油消費地と最高値および安値地区は以下の通り。最高値と最安値の価格差は16.8円。値下げは25都道府県だった。
|
東京 : 国内製品チーム 阿部 03-3552-2411Copyright © RIM Intelligence Co. ALL RIGHTS RESERVED.