名阪地区SS小売市況=愛知3.1円、大阪1.4円上げ
資源エネルギー庁が20日発表した全国小売価格によると、18日現在で愛知県のレギュラーガソリン小売価格は前週比3.1円高の163.4円とさらに値上がりした。2週で6.5円の上げ。原油市況の上昇が続いており、WTI原油価格は7年ぶりの高値で推移。ENEOSや出光興産、コスモ石油マーケティングは卸価格を毎週引き上げており、第4週分も2.5~3円上げを通知している。
近隣県では、三重県が前週比2.8円高の163.1円、岐阜県が同2.7円高の165.4円、静岡県が同3.1円高の165.5円。
関西地区も上昇。大阪府が前週比1.4円高の165.5円と、4週連続で値上がり。10月に入り6.2円の上げとなった。近隣では、京都府が同2.6円高の168.7円、兵庫県が同2.4円高の161.2円、奈良県が同2.7円高の162.8円に上昇。中京地区同様、元売り各社の卸価格引き上げを受け、小売業者間でコスト転嫁が進んでいる。
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