名阪地区SS小売市況=愛知160円台乗せ、13年9月17日以来の高値
資源エネルギー庁が13日発表した全国小売価格によると、11日現在で愛知県のレギュラーガソリン小売価格は前週比3.4円高の160.3円に値上がりした。原油高を背景に9月以降、小売価格の上昇が続いており、2013年9月17日以来の160円台乗せ。ENEOSや出光興産、コスモ石油マーケティングは第3週の仕切り価格も前週比2.5~3円上げを決めており、値上げはしばらく続きそうだ。近隣県では、三重県が前週比1.5円高の160.3円、岐阜県が同2.1円高の162.7円、静岡県が同1.1円高の162.4円。
一方、関西地区では、大阪府が前週比2.7円高の164.1円と、3週連続で値上がり。164円台は2014年10月14日の164円以来、7年ぶり。近隣でも京都府が同1.4円高の166.1円、兵庫県が同1.2円高の158.8円、奈良県が同3.1円高の160.1円と軒並み上昇。元売り各社の卸価格引き上げを受け、小売業者間でコスト転嫁が進んでいる。
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