審議会=3回目のメタネーション推進官民協議会を開催
審議会「メタネーション推進官民協議会」の3回目会合が19日に経産省で開催される。今回は「メタネーションに関する各社の取組等」を議題とし、意見や提案を調整する。
メタネーション推進官民協議会は山内弘隆一橋大学名誉教授を座長に迎え、今年6月に立ち上げられた。ガスや商社、重工プラントメーカー上席者、学識経験者が委員として参加し、2050年に向けて技術や経済面、さらに制度課題の問題点と解決方法を官民で共有する。2回目の会合は9月に開催され、各社の技術開発動向が話し合われた。
メタネーションとは、CO2と水素を利用してメタンを生成する技術で、既存のエネルギー供給インフラの活用が可能。CO2フリー水素と発電所等から排出されるCO2を原料に合成されたメタンは、利用時と合成時のCO2量が相殺されるなど、脱炭素社会に向けて有効なエネルギーとして注目されている。
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