日銀=5地域で景気判断を引き下げ、自動車の減産などが要因
日本銀行は7日、地域経済報告「さくらレポート」で9地域のうち、東北、東海、近畿、中国、九州・沖縄の5地域で景気判断を引き下げた。新型コロナの感染拡大で夏場に帰省、観光向けの宿泊キャンセルなどの個人消費関連が伸び悩んだことや、東南アジアからの部品不足に伴い、自動車メーカーの減産などが影響した。
その他の北海道、関東・甲信越、北陸、四国は景気判断が据え置きとなっている。
「さくらレポート」は、日銀の支店長会議に際して収集された情報を基に作成される報告書。表紙に桜の模様が描かれており色に因んで名前が付けられた。
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