福岡県=FCトラック輸送の実証を実施、28日に出発式
福岡県は物流業界の二酸化炭素排出量の削減を目指し、FCトラック輸送による実証実験を行う。具体的には、トヨタ自動車から市販化前のFCトラックを1台借り受け、福岡県トラック協会と連携して、県内の全水素ステーションを活用した輸送実証を実施する。 輸送実証では、県トラック協会会員の久留米運送、戸畑物流、福岡運輸、福岡食品サービスの4事業者が、交替で1~2カ月ずつ実際の業務にFCトラックを活用し、パン、弁当等のチルド製品や日用品、建材等の雑貨を運搬。利便性の高い輸送ルートで水素SSの営業時間との親和性や製品の品質管理の実用性、騒音、振動など運転の快適性等についての検証とともに、二酸化炭素削減量や燃費のデータを取得する。使用されるトラックは、トヨタのダイナがベース車両になっており、積載量は3,000㎏。 これに伴い、7月28日の12時45分から県庁で服部福岡県知事の出席の下、出発式が行われる。
|
東京 : 電力チーム 工藤 03-3552-2411Copyright © RIM Intelligence Co. ALL RIGHTS RESERVED.