5月第5週のSS軽油市況=全国最高値は長崎県、最安値は徳島県
資源エネルギー庁が2日に発表したSS軽油小売価格によると、5月第5週の31日現在、全国平均価格は消費税込み132.6円と前週から0.1円値下がりした。値下がりは26週ぶり。元売り各社が仕切り価格を引き下げたため、小売業者間で店頭価格の見直しが拡がったようだ。元売り各社は27日以降の仕切り価格を前週比0.5~1円引き下げている。
最高値地区は長崎県で前週比1.1円高の144円、最安値は徳島県で同1.1円安の124.8円だった。都市部では、北海道が前週比0.2円高の131.5円、東京都が同0.3円安の136円、愛知県が同0.5円安の131.1円、大阪府は前日と変わらず131円だった。
石油連盟によると、5月23~29日の軽油平均出荷量は全国ベースで1日あたり6万5,498klと前週比24.5%の大幅ダウン。先安感を強めたため、卸業者や小売業者の買い控えが響いたようだ。
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