30日 原油は反発、ドル安で買い戻しが優勢に
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(3月限)は前日終値と比べ39セント高の77.17ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(3月限)は同37セント高の82.77ドル/バレルと、いずれも反発している。 30日アジア午前の原油取引は買い戻しが優勢となっている。アジア午前時間の外国為替市場でドル安が進み、「原油に割安感が出ているため、買いが入りやすい」とニッセイ基礎研究所の上野剛志上席エコノミストは指摘した。また、31日に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控えているほか、中国国会統計局による製造業購買担当者景気指数(PMI)が同日に発表されるため、「市場では様子見ムードが広がっており、上値が抑えられている」(同氏)。 日経平均株価は前日比72円59銭高の3万6,099円53銭で推移している。ドル円相場は1ドル=147.30円と、前日の17時時点(147.80円)と比べドル安・円高方向に振れている。
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