30日 原油はまちまち、OPECプラスの結果待ちで
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(8月限)は前日終値と比べ19セント高の109.97ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(8月限)は同42セント安の115.84ドル/バレルと、まちまち。 石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」の会合が開かれているなか、アジア時間30日午前の原油市場は会合内容の結果待ちで方向感を欠いた。三菱UFJリサーチ&コンサルティングの芥田知至主任研究員(=写真)は「材料難から売り手買い手双方の思惑が交錯している」と指摘する。同氏は「現時点でOPECプラスが増産を加速させる見込みは薄く、会合結果が出ても相場は小動きとなりそうだ」とも述べた。 日経平均株価は前日比258円27銭安の2万6,546円33銭で推移している。ドル円相場は1ドル=136.66円と、前日の17時時点(136.03円)と比べドル高・円安方向に振れている。
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