22日 原油は大幅反落、米ドル高観測による原油の割高感で
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(8月限)は前日終値と比べ3.91ドル安の105.61ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(8月限)は同3.82ドル安の110.83ドル/バレルと、ともに反落している。 22日アジア時間の原油相場は、4ドル弱の大幅下落に転じている。石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の野神隆之首席エコノミストは、22日と23日に米上院下院で予定されている米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長発言に関心が集まっているとし、「金融引き締め方向のタカ派発言予想から政策金利引き上げ、ひいては米ドル高がドル建て資産の原油に割高感を連想させ、買いが手控えられている」と述べた。 日経平均株価は前日比20円52銭安の2万6,266円83銭で推移している。ドル円相場は1ドル=136.21円と、前日17時時点(135.24円)と比べ、ドル高・円安方向に振れている。
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