21日 原油は押し目買いで上昇、株高で景気後退懸念が一服
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(7月限)は祝日前の17日終値と比べ2.45ドル高の112.01ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(8月限)は前日終値と比べ1.60ドル高の115.73ドル/バレルと、いずれも上昇している。 原油相場は17日の急落により割安感が浮上したため、21日アジア時間は押し目買いを受けて上昇している。「米国やアジアの株式相場が持ち直したことで、景気後退懸念が一服している」(ニッセイ基礎研究所=上野剛志上席エコノミスト)ことも原油の買いを促した。 日経平均株価は前日比474円74銭高の2万6,248円96銭で推移している。ドル円相場は1ドル=135.13円と、前日17時時点(134.67円)と比べドル高・円安方向に振れている。
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