12日 原油は続伸、変異株への懸念後退と需給逼迫感で
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(2月限)は前日終値と比べ38セント高の81.60ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(3月限)は同21セント高の83.93ドル/バレルと、いずれも続伸している。 12日アジア時間の原油相場は、11日の米時間の流れを受けて続伸している。米連邦準備委員会(FRB)のパウエル議長は11日、新型コロナウイルスの変異種である「オミクロン株」の感染拡大について、経済への影響は短期的と発言した。これを受けて原油需要が堅調に推移するとの見通しから、相場は買いが優勢となっている。また、野村證券の大越龍文シニアエコノミストは「足元で産油国の増産が進んでいない」と指摘した。 日経平均株価は前日比367円75銭高の2万8,590円23銭で推移している。ドル円相場は1ドル=115.29円と、前日の17時時点(115.26円)と比べ小幅なドル高・円安方向に振れている。 ◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):146.06 (↓1.48)
|