11日 原油は反発、米株価に連動で底堅い
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(2月限)は前日終値と比べ43セント高の78.66ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(3月限)は同33セント高の81.20ドル/バレルと、いずれも反発している。 11日アジア時間の原油相場は、ダウ先物をはじめ米国の主要株価指数の反発に連動して上昇している。楽天証券経済研究所の吉田哲コモディティアナリスト(=写真)は「株価の上昇に伴い、エネルギー需要の回復観測が広まった」と伝えた。 また、WTI原油相場が10日米時間に複数回78.00ドルを下回ったものの、大きな値崩れはなく底堅く推移したため、「78ドルを節目と見た市場関係者から押し目買いが入った」(同氏)と指摘した。 日経平均株価は前日比382円99銭安の2万8,095円57銭で推移している。ドル円相場は1ドル=115.37円と、7日の17時時点(115.90円)と比べドル安・円高方向に振れている。
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