中国=電力貯蔵量が3,000万kW超え
中国国家エネルギー局によると、2023年末時点で国内の新規の電力貯蔵量の合計は3,139万kW(6,687万kWh)に達した。同年には、2,260万kW(4,870万kWh)の新たな電力貯蔵量が追加され、前年に追加された貯蔵量の3.6倍以上となっている。 中国では電力貯蔵設備の開発が加速している。同国の11省で貯蔵量が100万kWを超えたようだ。特に多いのは山東省の398万kW(802万kWh)、内モンゴル自治区の354万kW(710万kWh)、新疆ウイグル自治区の309万kW(952万kWh)、甘粛省の293万kW(673万kWh)、湖南省の266万kW(531万kWh)。このほか寧夏、貴州、広東、湖北、安徽、広西チワン族自治区も100万kW以上となっている。中国の北西部、北部で特に電力貯蔵の開発が急速に進んでおり、国内の総電力貯蔵量のそれぞれ29%と27%を占めている。 |
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