シンガポール陸上交通庁(LTA)によると、国内の電気自動車(EV)・充電器の数は現時点で、住宅開発庁(HDB)が管理する公団住宅の駐車場については700カ所・合計2,400を超える水準に増えているという。HDBは国家開発省の傘下にあり、割安な分譲集合住宅を供給するなど、シンガポール国民の自宅所有を促進する組織。国内ではさらに、EV高速充電器の設置も拡大しているという。
これらの高速充電器では1台当たり平均で、バッテリー半分の充電が30分で可能という。シンガポールの通常の充電器は完全充電に6~8時間かかる。シンガポール政府は2025年をめどに、HDB公団住宅区内の駐車場2,000カ所を対象に少なくとも合計1万2,000の充電器を設置する計画だ。
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