東南アジア=国境を越えた売電の動き
タイの再生エネルギー会社BCPGPclはこのほど、ラオスにある同社子会社がベトナム向けに25年間の売電契約を結んだと発表した。ラオスのインパクトエナジー(Impact Energy Asia Development、IEAD)が国営ベトナム電力(EVN)に電力を販売するもの。IEADは三菱自動車が55%、BCPGPclが45%をそれぞれ出資しており、ラオスに600MW規模の風力発電所を建設する予定。この発電所からベトナムに電力を供給する。新発電所は2022年に着工予定で、2025年末までに商業的な送電を開始する見通し。電力は500kVの送電線を使いベトナムのQuang Nam provinceに供されるという。売電契約価格はMwhあたり69.5米ドルと伝えられている。 |
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