双日は6日、九州電力、シンガポールを拠点とするセムコープ・インダストリーズの子会社セムコープ・グリーン・ハイドロジェンと、インドで製造予定の「グリーンアンモニア」を日本向けに供給することで基本合意した。双日と九電は合意により、2020年代後半から年間20万トンを生産する予定のアンモニアを日本向けに引き受け、九州地方を中心とするさまざまな産業の需要家に供給する。グリーンアンモニアは、再生可能エネルギーで製造した水素を原料とするアンモニア。再エネで生成した「グリーン水素」を運ぶキャリア(運搬・貯蔵物質)としての利用や、火力発電などでCO2を排出しない燃料としての普及が期待されている。
![](/news/request-contents/date/DSba76662a902789de.gif)
|