野村不=都内の所有ビル2棟に再エネを8月に導入、年間1100万kWh分
野村不動産は、所有するビル2棟に再生可能エネルギー由来の電力を8月から導入する。いずれも都内にあるビルで、使用する電力量は合計で年間1,100万キロワット時(kWh)。新興企業のパワーエックス(東京都港区)が提供する電力供給のサービスを利用する。同サービスにより、蓄電池を活用した都心のオフィスビルの需要特性に対応した再エネ電力を調達する。導入するのは港区にある野村不動産芝大門ビルと中央区の日本橋室町野村ビル。 パワーエックスが野村不に供給する電力の80%は、運転開始から15年以内の発電所から供給される太陽光、バイオマス、風力など再エネで発電した電力が占める。このうち太陽光発電には、日中に太陽光によって発電された電力を蓄電池に貯め、電力需要の高まる夕方以降の時間帯に供給する電力を含む。残りの20%については、日本卸電力取引所などから調達し、電源などの情報を紐づけした「非化石証書」と併せて実質的な再エネ電力とする。
(野村不動産が調達する再エネ由来電力・調達のイメージ) 図の出所: 野村不動産、パワーエックス 発表資料(13日)
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