Co・アルケダ=水稲の中干し延長、メタン減少のモニタリング実証へ
炭素クレジット創出支援の一般社団法人Co(東京都国立市)と衛星データ解析のArcheda(アルケダ、東京都千代田区)は、「水稲栽培の中干し期間の延長」によるメタン減少をモニタリングする実証を共同で行う。Coが手がける農業分野の炭素クレジットの創出で、アルケダの衛星データ解析技術を活用し、モニタリングの信頼性向上と高品質な炭素クレジットの創出を図る。 両社は共同実証が、国際的な民間団体ICVCMがまとめた高品質な炭素クレジットの創出要件である「コア・カーボン原則」のうち「透明性」と「排出削減と除去の確実な定量化」に役立つとしている。9日のCoの発表によると、今年の冬にモニタリングの結果を公開する予定という。 二酸化炭素(CO2)の25倍の温室効果を持つとされるメタンは、日本ではその多くが水田から発生する。一方、コメの品質と収量の向上で重要な「中干し(田から水を抜く)期間」を延長することで、メタンを減らすことが可能。
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