ヤンマーAJ=稲作「中干し延長」のJクレジット創出、フェイガーと提携
ヤンマーホールディングスのグループ会社ヤンマーアグリジャパン(ヤンマーAJ)はこのほど、温室効果ガス(GHG)の吸収・削減を政府が認証する「Jクレジット」の創出でフェイガー(東京都港区)と業務提携を結んだ。両社が協力して取り組むのは、水稲栽培の「中干し期間延長」によるJクレジットの創出支援と利用促進。農業機械販売などを手がけるヤンマーAJが顧客網を通じ、Jクレジット創出の支援などで実績を持つフェイガーを生産者に紹介する。 稲作では、コメの品質や収量向上のため一時的に田から水を抜く「中干し」が行われる。中干し期間を通常より7日間延長した場合、温室効果が二酸化炭素(CO2)の約25倍とされる「メタン」の排出量を約3割削減することが可能。一方、水田からのメタン排出は日本のメタン排出量の約4割を占めるという。
(業務提携のイメージ) 図の出所: ヤンマーホールディングス 発表資料(4月26日)
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