Jクレジット: 第10回入札、再エネの平均落札は2,191円
Jクレジット制度事務局は1日、第10回政府保有クレジットの入札販売について、落札平均値が再エネ発電由来で二酸化炭素(CO₂)1トン当たり2.191円(税抜)、省エネ他で1.500円となったことを発表した。9回の落札平均値は再エネが1.887円、省エネ他が不調で落札が無かった。8回はそれぞれ1,851円、1,473円だった。 第10回入札は1月13日から20日にかけて実施。再エネ発電は入札者22に対し落札者が6、省エネ他がそれぞれ4と3だった。総入札量は再エネ発電が109万1,900トン、省エネ他が13万トン。総販売量は、再エネ発電が25万トン、省エネ他が10万トンだった。落札価格の中央値は、再エネ発電が2,150円、省エネ他が1,510円。 Jクレジット制度は、再生可能エネルギーの活用や省エネルギー設備の導入による温室効果ガス(二酸化炭素:CO₂)の削減量や、森林管理による温室効果ガスの吸収量をクレジットとして国が認証する制度。認証を受けたクレジットは、売買することが可能なほか、低炭素社会実行計画の目標達成やカーボン(温室効果ガス)・オフセットなど、様々な用途への活用が可能。一方、クレジット代金は、クレジットの創出者に還元され、新たな温室効果ガス削減の取組などに活かすことができる。 |
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