イーレックス=インドネシアでPKS供給の合弁事業、21年9月から出荷
新電力大手のイーレックスは19日、インドネシアでパーム椰子殻(PKS)の集荷販売を手掛ける合弁会社「Dharma Sumber Energi(DSE)」を設立したと発表した。DSEは年内にPKSのストックパイル事業を立ち上げ、21年9月からPKS出荷を始める予定だ。自前の木質バイオマス発電所を運営するイーレックスは、合弁事業を通し燃料となるPKSの安定調達体制を強化する。
DSEは燃料調達を手掛ける現地子会社のイーレックス・シンガポールが、地元でパーム椰子プランテーションの運営やパーム油(CPO)生産を手掛けるDharma Satya Nusantara(DSN)の子会社Dharma Energi Investama(DEI)と設立した。DSEの出資比率はDEIが67%、イーレックス・シンガポールが33%。DSNのCPOミルは「持続可能なパーム油のための円卓会議(RSPO)」認証を完備しており、燃料の持続可能性も担保できる。
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