東北電力=第2回グリーンボンド100億円を発行
東北電力は9月に第2回のグリ-ンボンド債を発行する。期間は10年、100億円を予定しており、調達した資金は、風力発電など再生可能エネルギーの開発、建設、運営、回収に関する事業への新規投資、リファイナンスに充てられる。同社は東北6県および新潟で風力発電により、年間200万kWの発電を計画している。 既に同社は今年2月、電力会社として初のグリーンボンド債(50億円)を発行しているが、近年、社債投資家の間でもESG経営※を企業に求める傾向が強く、再生可能エネルギー事業に積極的に取り組むことでESG経営を強化するべく、通常の社債以外にグリーンボンドを起債している。年度の社債枠としてグリーンボンドを含む2,500億円を予定しており、8月時点で1,800億円を発行済みだ。
※ESG:環境(Enviroment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の頭文字を取り、企業経営や成長において、各々の観点を持った上で配慮が必要という考え方。
東京 : 電力チーム 工藤 03-3552-2411Copyright © RIM Intelligence Co. ALL RIGHTS RESERVED.